室伏 28歳一般女性と結婚、知人の紹介「共に歩んでいきたい」

[ 2015年5月13日 05:30 ]

一般女性との結婚を発表した室伏広治

 陸上男子ハンマー投げで04年アテネ五輪金メダリストの室伏広治(40=ミズノ)が12日、同日付で結婚したことを、所属するミズノが発表した。相手は28歳の会社員の女性で、名前や写真は公表していない。室伏は書面で「相手の女性とは知人の紹介により知り合いました。性格は大変明るく穏やかで思いやりがあり、良きパートナーとして人生を共に歩んで行きたい」とコメントした。挙式や披露宴の時期は検討中だという。

 室伏は74年、ハンマー投げで日本選手権10連覇の父・重信氏(69)と、やり投げの元ルーマニア代表五輪選手の母の間に誕生。高校時代から各世代の日本記録を次々に更新すると、98年4月には重信氏の保持していた日本記録を更新。五輪には00年のシドニーから4大会連続出場中で、04年アテネで金、12年ロンドンでも銅メダルを獲得。来年のリオ五輪で父を超える5度目の五輪出場を目指している。20年東京五輪・パラリンピック組織委ではスポーツディレクターを務めており「安定した環境の中、重責をしっかりと果たしたいと思います」と人生の伴侶を得て、新たな誓いを立てた。

 ◆室伏 広治(むろふし・こうじ)1974年(昭49)10月8日、静岡県沼津市生まれの40歳。90年に千葉・成田高で本格的にハンマー投げを始める。五輪は00年シドニー9位、04年アテネ金、08年北京5位、12年ロンドン銅。世界選手権は11年大邱(韓国)で優勝し、日本選手権は現在20連覇中。自己ベストの84メートル86は日本記録。妹の由佳氏も元ハンマー投げ選手。1メートル87、99キロ。血液型A。

続きを表示

2015年5月13日のニュース