逸ノ城　肩透かしで豪栄道撃破、それでも「内容は悪かった」

豪栄道（手前）を肩すかしで下す逸ノ城

大相撲夏場所３日目

（5月12日 両国国技館）
　小結・逸ノ城が大関・豪栄道に土をつけた。低く潜り込まれて右下手を取られたが、右を差して組みとめると体を開いて肩透かし。初日の白鵬に続く上位陣撃破だが「内容的には全然悪かった。（肩透かしは）たまたまです」とはにかんだ。前日から痛みが出てテーピングを施した左肩については「大丈夫です」と軽症を強調した。４日目は過去２場所連続で水入りの大相撲となった照ノ富士との対戦。「長い相撲は取りたくない。相手より先に攻めること」と先制攻撃を誓った。