中野友加里さん、現役続行視野の真央を思いやり「過度な期待をせず」

[ 2015年5月13日 15:07 ]

14年3月、世界選手権で金メダルを獲得し、表彰式後に声援に応える浅田真央

 フィギュアスケート女子で14―15年シーズンを休養した浅田真央(24)が、現役続行を視野に練習を再開した。競技復帰への期待が高まる中、08年の世界選手権4位などかつて第一戦で活躍し、現在はフジテレビ社員の中野友加里さん(29)が13日、同局の情報番組「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜後1・55)に出演。「自分がまだやりたいと思っているうちは必ず競技人生に戻った方がいい」とエールを送った。

 10年に現役を引退した中野さん。浅田の復帰については「世界選手権などを見て若い子も頑張っていますが、一つ一つのレベルの高さは浅田選手は群を抜いていると思う。復帰すればレベルの高いものは見れるのかなと思います」と期待した。その一方、自身もアスリートなら誰もが通る“決断の時”を経験しているだけに、その岐路に立つ浅田の心情を思いやり「もし復帰するとしても、過度な期待をせずに、浅田真央選手がしたいスケート人生を終わってもらえればと思います」と話した。

 1年間のブランクがある浅田の課題としては「体力」をあげた。「フリーは4分間、かなり長い時間の、そしてレベルの高い要素のものが求められるので体力が課題になってくる。24歳は決して若い年齢ではなく、ベテランの域に達しているので、ケガをしないように練習していってほしいと思う」と言葉を送った。

 浅田は18日に都内で行われる自身が主役のアイスショーの開催発表会見で、正式に去就を表明する予定となっている。

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2015年5月13日のニュース