羽生、4回転を重点確認 オーサー・コーチ「動きには満足」

[ 2015年3月27日 05:30 ]

オーサーコーチと握手し公式練習を終える羽生

フィギュアスケート世界選手権第2日

(3月26日 中国・上海)
 日本選手初の2連覇を目指す羽生結弦(20=ANA)が男子SP前日の26日に上海の練習会場で調整し、得点源の4回転トーループを重点的に確認した。

 初めは転倒や回転が抜けるミスがあったが、フリーの音楽を流した演技では冒頭の4回転サルコーを完璧に成功した。オーサー・コーチは腹部手術や右足首捻挫からの回復ぶりに「動きには満足している。彼は自信を持っていると思う」と話した。

 小塚崇彦と無良崇人は4回転トーループが安定せず不安を残した。

 ◆男子SP滑走順 小塚は第3組6番目の全体18番目。無良は最終第5組1番目の全体25番目に滑り、羽生は29番目。最終滑走はコフトゥン。

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2015年3月27日のニュース