佳菜子メダル圏4位 ハイスコアに涙「いい点数でうれしかった」

[ 2015年3月27日 05:30 ]

演技を終え山田コーチに抱きつく村上佳菜子

フィギュアスケート世界選手権第2日

(3月26日 中国・上海)
 悪夢を払しょくした。5大会連続出場の村上は、65・48点の今季自己ベストでメダルを狙える4位発進。昨年の全日本選手権SPは、ほぼノーミスに見えながら、ジャンプの回転不足が響いて得点が伸びず笑顔から表情が一変した。

 この日も得点が表示される前は「怖い」と漏らしていたが、ハイスコアを見ると山田コーチと抱き合って涙を流した。「ホッとしたのとうれしいのがあふれ出てきた。いい点数で凄くうれしかった」。

 失意の全日本後、完全オフを取って山田コーチと国内の温泉に行ってリフレッシュ。新たな気持ちで大舞台へ調整してきたことが功を奏した。「メダルはもちろん欲しいけど、あまり考えずにやりたい」と無欲でフリーに臨む。

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2015年3月27日のニュース