横審、白鵬6連覇を高く評価 審判部批判問題は議論せず

[ 2015年3月23日 19:27 ]

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は23日、東京・両国国技館で定例会合を開き、大相撲春場所で2度目の6連覇となる34度目の優勝を果たした横綱白鵬について、守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)は「素晴らしい内容の優勝だ」と高く評価した。

 白鵬が1月の初場所後に勝負判定の不満から審判部を批判した問題は横審で議題に上がらず、会合はわずか15分で終了。守屋委員長は「優勝インタビューで何かおわびを言ったように受け取れた。もちろん、そう思わないファンもいるだろうが、そろそろいいのではないかと思う」と述べた。

 横審では13勝を挙げた新関脇照ノ富士に「ものすごく強い力士だ」と称賛の声が集まり、9勝が最高の日本人3大関に対しては相撲協会の北の湖理事長(元横綱)が席上で「せめて11、12勝程度は挙げてほしい」と奮起を促したという。

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2015年3月23日のニュース