白鵬 支度部屋で無言貫いた理由は「思いが伝わらなかった」

[ 2015年3月23日 14:23 ]

記者の質問に答える白鵬

 大相撲の春場所で自身が持つ最多記録を更新する34度目の優勝と、2度目の6連覇を飾った横綱・白鵬(30=宮城野部屋)が23日、大阪府堺市内のホテルで千秋楽一夜明け会見を行った。

 先場所後の一夜明け会見では1時間以上遅れて登場して審判批判を展開したが、今回は開始時刻3分前に到着。14勝1敗だった春場所について「本場所というのは、人を磨いたり、そういう特別なところだなと改めて思いました。3日目で日馬富士関が目の前で敗れるところを見て、頑張らなきゃいけない、そういう気持ちがあった。鶴竜関も休場していましたから」と振り返った。

 先場所後の問題について、あらためて聞かれると「親方を通じてね。北の湖理事長とよ
く話した上で、終わったことなので。そういった意味で相撲だけに集中してやりたいと思って、その結果というのは誰が見ても分かるような相撲内容だった」と説明。

 今場所の支度部屋で無言を貫いたことについて報道陣から「土俵だけに集中したかったからか?」と問われると「まあそうだね。思いはたくさんありますけど、それが伝わらなかった。我慢我慢というかね、それがこの大きな結果につながった」と答えた。

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