さくら プロ初屈辱3連続予選落ち「対応できなかった。悔しい」

[ 2015年3月23日 05:30 ]

予選落ちした横峯

USLPGAツアー ファウンダーズ・カップ第3日

(3月21日 米アリゾナ州フェニックス ワイルドファイアGC=6584ヤード、パー72)
  第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、横峯さくら(29=エプソン)は残り12ホールをプレーした第2ラウンドで76と崩れ、通算2オーバー、146の111位で予選落ちした。日本勢は4人が予選を通過。第3ラウンドで71だった宮里藍(29=サントリー)は70の宮里美香(25=NTTぷらら)とともに通算6アンダーで43位。野村敏京(21=フリー)は通算7アンダーで33位、上原彩子(31=モスフードサービス)は通算4アンダーで55位。金孝周(19=韓国)が通算16アンダーで首位に立った。

 横峯は最後までグリーンのスピードに苦しめられた。2日にわたった第2ラウンドは35パットを要し、「臨機応変に対応できなかった。凄く悔しい」と唇をかんだ。再開した7番でカラーからパターで3打を要し、8番もボギー。ショットも右へ曲がり、最後まで流れを変えられなかった。

 今季ここまで出た米ツアー3試合全てで予選落ち。日本ツアーでは101試合連続予選通過の最多記録を持つが、出場試合3戦連続予選落ちはプロ初めての屈辱だ。「予選通過にこだわり過ぎて自分のプレーができていない」と分析した。ただ、第1日はショットが良く「ここまでの2戦とは違ったプレーができた」と手応えもあった。

 4月のメジャー、ANAインスピレーションに出るには次戦の起亜クラシックで上位に入り、賞金ランク80位内に入るのが最低条件。現在、獲得賞金のない横峯は同123位。「メジャーには出たい」と闘志をたぎらせた。

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2015年3月23日のニュース