錦織「自信を持ってできた」ラオニッチ戦へ「この感覚を忘れずやる」

[ 2015年3月7日 11:37 ]

シングルス第2試合でリターンする錦織圭

 男子テニスの国別対抗戦、デ杯ワールドグループ1回戦の日本―カナダが6日、バンクーバーで開幕し、シングルスの第2試合で、日本のエースで世界4位の錦織圭(日清食品)は第2試合で世界62位のバセク・ポシュピシルを6―4、7―6、6―3で下し、対戦成績を1勝1敗とした。

 錦織は「1勝できてとてもうれしい。コートサーフェスに不安があったが、試合の流れは良かった。自信を持ってできた」と納得の表情。

 “格下”相手にもつれる展開となり「どのセットもチャンスが少なかった」としながらも「タイブレークの時も、アップダウンがある中、しっかりチャンスを物にできた」と語った。

 第3日の最終日には、錦織は世界ランキング6位のミロシュ・ラオニッチと対戦する。「しっかり準備して、この感覚を忘れずにやりたい」と意気込んでいた。

 ▽デ杯(デビスカップ)1900年に始まった男子の国別対抗戦。81年から始まったワールドグループ(WG)は16カ国で構成。下部は3地域に分かれた4部制。WG1回戦の敗戦国は入れ替え戦に回る。日本はWG制になってからは今回が5度目の本戦で、昨年初めて8強入りした。5セットマッチで行われシングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合で戦う3戦先勝方式。

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