樋口新葉が3位 世界ジュニアで日本女子5年ぶり表彰台

[ 2015年3月7日 04:38 ]

メダルを手にする女子3位の樋口新葉

 フィギュアスケートの世界ジュニア選手権第3日は6日、エストニアのタリンで行われ、女子でショートプログラム(SP)3位の樋口新葉(14=東京・日本橋女学館中)がフリーで2位となり、合計185・57点で3位となった。日本女子選手の表彰台は2010年に村上佳菜子(20)が金メダルを獲得して以来5年ぶり。ジュニアGPファイナル覇者のエフゲニア・メドベデワ(ロシア)が合計192・97点で優勝した。

 SP4位の坂本花織(14=神戸ク)は6位、同6位の永井優香(16=東京・駒場学園高)は7位だった。

 4日のSPで自己ベストを更新する会心の演技を披露した樋口は、この日もほぼノーミスの滑り。冒頭の3―3回転ジャンプを皮切りに、7回のジャンプを全て着氷させるなど安定感を見せつけ、国際大会での自己ベストを大きく更新した。

 14歳のホープは「いつもよりも楽しく滑ることができてうれしい。いい経験ができた」と初の世界ジュニアを振り返り、来季に向け「表現力とか磨いて、さらにレベルアップした自分を見せたい」と早くも来季に目を向けていた。

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