伊東6位に合格点 8位・葛西は「1回目は大失敗だった」

[ 2015年1月25日 14:53 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子札幌大会最終日は25日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場で個人第18戦(HS134メートル、K点120メートル)が行われ、42歳の葛西紀明(土屋ホーム)は124メートル、128メートルの合計250・6点で8位に終わった。

 伊東大貴(雪印メグミルク)が134・5メートル、128メートル258・9点で日本勢最高の6位に入り、作山憲斗(北野建設)は22位だった。ロマン・クデルカ(チェコ)が133メートル、132メートルの282・9点で今季、通算ともに4勝目を挙げた。

 栃本翔平(雪印メグミルク)は33位、竹内択(北野建設)は34位、いずれも雪印メグミルク勢の伊藤謙司郎は37位、佐藤幸椰は43位、清水礼留飛は44位で上位30人による2回目に進めなかった。

 鈴木翔(水上ク)渡部弘晃(東京美装)吉岡和也(土屋ホーム)原田侑武(雪印メグミルク)は予選落ちした。

 ▼伊東大貴の話 大倉山特有の条件にも恵まれた。自分の調子を考えれば合格。これをきっかけに自信を持てると思う。2本目ぐらいの内容で飛んでいれば、何とかいい位置にいける。

 ▼葛西紀明の話 1回目はここ最近ないくらいの大失敗だった。いい感じで滑っていたけど、踏み切りが近づいて急に力が入った。タイミングが遅れて、崩れてしまった。

 ▼作山憲斗の話 (1回目は)一発やってやろうという気持ちが出すぎて力が入ってしまった。2回目はだいぶ落ち着いたジャンプができたのかなと思う。

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2015年1月25日のニュース