錦織、自身の結果に関わらずA・マリー敗戦なら準決勝進出

[ 2014年11月13日 22:26 ]

相手が棄権した錦織(AP)

ATPツアー・ファイナル1次リーグB組

 1次リーグB組の最終戦で錦織圭(日清食品)と対戦するはずだったミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が棄権したことで、錦織の準決勝進出の条件も少し変わった。

 現時点でロジャー・フェデラー(33=スイス)が2勝、錦織とアンディ・マリー(27=英国)が1勝1敗。補欠のダビド・フェレール(32=スペイン)と対戦する錦織は勝って2勝1敗とした場合、A・マリーがフェデラーに敗れると、2位が確定。逆にA・マリーが勝った場合は3人が2勝1敗で並び、セット獲得率、ゲーム獲得率での争いとなる。

 錦織は敗れてもA・マリーが敗れれば、1勝2敗で並ぶが、この場合は直接対決で勝っている錦織が上位となる。つまり、錦織は自身の最終戦の結果に関わらず、A・マリーが敗れれば、準決勝進出が決定。1勝2敗で三すくみ状態になる可能性があったラオニッチが棄権したことで少しだけ有利な状況になった。

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2014年11月13日のニュース