逸ノ城の後輩が新弟子検査パス、しこ名は「因幡城」

[ 2014年10月30日 16:36 ]

 大相撲九州場所(11月9日初日・福岡国際センター)の新弟子検査が30日、福岡市内で行われ、10月の長崎国体少年団体準優勝に貢献した鳥取城北高3年の足立祥(鳥取県出身、境川部屋)ら受検した7人全員が、身長167センチ、体重67キロ以上の体格基準を満たした。合格者は内臓検査の結果を待って、初日に発表される。

 全員合格すれば、ことしの新弟子数は87人となり、昨年を14人上回る。角界発展に欠かせない新弟子数は、年6場所制が定着した1958年以降で最少だった2012年の56人から増加傾向となっている。

 足立は178センチ、156キロでパスした。先場所で13勝を挙げ、100年ぶりの新入幕優勝も期待させた関脇逸ノ城は高校の2年先輩に当たる。自らは「因幡城」のしこ名に決まった。指導してもらった先輩の活躍に「衝撃だった。自分でも頑張ればできると思った。いつか逸ノ城関に勝ちたい」と希望に胸を膨らませた。

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2014年10月30日のニュース