日本水連 冨田の選手登録停止処分を正式決定、弁明会見には困惑

[ 2014年10月30日 15:40 ]

弁明会見を行う冨田尚弥
Photo By スポニチ

 日本水連の臨時理事会が30日、都内で行われ、仁川アジア大会でカメラを盗んだとし

て略式起訴された競泳男子平泳ぎの冨田尚弥(25)に対し、16年3月31日までの選手登録停止処分が正式に決定した。日本水連は現地警察での捜査に従って7日に倫理委員会、競技者資格審査委員会で処分を検討し、常務理事会で処分案をまとめていた。

 停止期間は大会に出場することはできないが、処分規定により、処分期間の3分の2が
過ぎた時点で停止解除を申請することができるという。よって、解除を申請し、16年4月(5月)に行われる予定のリオデジャネイロ五輪選考会出場の参加標準記録を突破すれば、同選考会には出場できることになる。

 一方で冨田の代理人弁護人は、弁明のための記者会見を本人同席で11月6日に名古屋
市内で行うことを発表。日本水連には会見の報告はなく、泉専務理事は「我々には(会見を行う)連絡が来ていないので、どういう会見になるのは分からない」と困惑していた。

続きを表示

2014年10月30日のニュース