金&メダル数3位も…高田総監督「まずまず」アジア大会総括

[ 2014年10月5日 07:35 ]

アジア大会を総括した高田裕司総監督

 アジア大会日本選手団の本部役員が、大会総括の記者会見を行った。金メダル数は前回大会の48とほぼ同じ47。実施競技が前回から6減の36、種目は37減の439となったことを考慮すれば金メダル獲得率は高まった。

 メダル総数、金の数とも中国、韓国に次ぐ3位で、高田裕司総監督は「金メダル数2位の目標は達成できていないが、まずまずの成績」と語った。中国や韓国もそれぞれの目標数を下回ったと説明し「アジアの他の国の強化もかなり進んできている」とアジア全体のレベルアップによる部分もあると分析した。

 一方で競技以上に注目を浴びたのが、会場でカメラを盗んで窃盗罪で略式起訴された競泳の冨田尚弥(25=チームアリーナ)の前代未聞の不祥事。青木剛団長は「25歳の社会人で単独の行為。水泳チームの指導外のところで起きた。そう考えれば本人の責任が一番」と説明しつつ「それ以外でどこに管理責任があるのか。もう一度検証していきたい」と日本オリンピック委員会のアスリート委員会などで今後の対策を練る考えを示した。

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2014年10月5日のニュース