町田、フリーで「第9」GPシリーズに向け「高水準の演技を」

[ 2014年10月5日 17:33 ]

 フィギュアスケートのグランプリ・シリーズに出場する日本選手が5日、東京都内で記者会見し、3月の世界選手権男子2位の町田樹(関大)は第1戦のスケートアメリカ(24~26日・シカゴ)に向け「最初から自分らしい高水準の演技をしたい」と意気込んだ。ショートプログラムで「バイオリンと管弦楽のための幻想曲」、フリーでベートーベンの「交響曲第9番」を演目に選んだ。

 町田は第5戦のフランス杯(11月21、22日・ボルドー)も出場する。今季のテーマに物事が極限に達することなどを意味する「極北」を掲げ「演技を見てもらえれば分かってもらえる」と自信に満ちた表情で言った。カナダで調整中の羽生結弦(ANA)は欠席した。

 ソチ冬季五輪女子代表の村上佳菜子(中京大)は「一緒にやってきた(浅田真央と鈴木明子さんの)2人がいないのは寂しいが、期待を裏切らないように頑張る」と述べ、16歳の宮原知子(大阪・関大高)は「もっと自信を持って、結果を出す1年にしたい」と語った。

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2014年10月5日のニュース