ラオニッチ “ビッグサーバー”4試合連続ストレート勝ち

[ 2014年10月5日 05:30 ]

ガッツポーズするラオニッチ

男子テニス楽天ジャパン・オープン第6日 シングルス準決勝

(10月4日 東京・有明テニスの森公園)
 第3シードのラオニッチ(カナダ)が3年連続で決勝進出を決めた。第1セットは途中で雨が降ったため中断を挟んだが、一度もブレークを許すことなく1時間11分でシモン(フランス)に完勝。「やるべきことを明確にして戦い、とてもうまくいった」と満足そうに振り返った。

 準決勝では11本のエースを奪い、1回戦からのエースは計59本。4試合連続ストレート勝ちと危なげなく決勝まで駒を進めた。

 12年の決勝は錦織、昨年の決勝はデルポトロ(アルゼンチン)に敗れ、2年連続の準優勝に終わっている。それだけに「この2年間の結果を踏まえて、今年は違う結果を出したい」と力を込めた。

 対戦相手の錦織からは「ラオニッチやディミトロフ選手など、同年代の選手には負けたくない」とライバル視されている。過去の対戦成績で1勝3敗と負け越している1メートル95のビッグサーバーは、3度目の正直に挑む。

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2014年10月5日のニュース