秋本 執念の連覇、心臓病手術の長男に強いパパ見せた

[ 2014年9月22日 05:30 ]

アジア大会柔道男子73キロ級決勝 モンゴル選手(右)を破り2連覇を果たした秋本啓之

仁川アジア大会第3日

(9月21日)
 柔道男子73キロ級で秋本が大会連覇を達成。準決勝で世界選手権銀メダルの北朝鮮選手に攻め勝つなど、執念が際立った。

 度重なるケガに泣いた10年世界王者は昨年、元バレーボール女子代表の愛夫人(旧姓大友)と結婚し、今年6月には心之介くんが誕生。生後8日目に心臓病で手術した長男に「強いオヤジの背中を見せたい」のが最大のモチベーションだ。「試合前には井上監督に“生き残るには勝つしかないぞ”と声を掛けられたので、何が何でも勝ってやると思っていた」。中矢力(ALSOK)大野将平(旭化成)と世界王者がひしめく階級で28歳のリオへの戦いが始まる。

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