上原、今季最高11位「パットが入れば上位狙える」 藍27位

[ 2014年9月22日 08:55 ]

最終ラウンド、2番でティーショットを放つ上原彩子。通算8アンダーで11位

 米女子ゴルフのヨコハマタイヤ・クラシックは21日、アラバマ州プラットビルのRTJトレール・キャピトルヒル(パー72)で最終ラウンドが行われ、7位で出た上原彩子は4バーディー、3ボギーの71で回り通算8アンダーの280で今季最高の11位となった。

 宮里藍は3バーディー、3ボギーの72と伸ばせず、通算6アンダーの27位、宮里美香は5アンダーで30位、野村敏京は3アンダーで39位だった。

 首位で出たM・J・ハー(韓国)が66をマークし、通算21アンダーで優勝、2009年以来のツアー通算2勝目を挙げて賞金19万5千ドル(約2125万円)を獲得した。4打差の2位にステーシー・ルイス(米国)が入った。

 ▼上原彩子の話 もっと伸ばせるチャンスはあったが、パットが入らずスコアにつなげられなかったのが残念。でもいい1週間だった。課題はたくさんあるけど、パットが入れば上位は狙える。出場権が得られたアジアの試合でしっかりと頑張りたい。

 ▼宮里藍の話 伸ばせる内容だったけど上がってみてイーブン。ちょっと残念だった。16番のパー3は惜しかった。プロになってまだ一度もホールインワンをしたことがないので、そろそろ入るかなと思ったのに入らなかった。4日間通して自分らしいプレーができたと思う。

 ▼宮里美香の話 ボギーが全て3パットなので、それがすごくもったいない。でも4日間でショットが一番安定してバーディーチャンスも多かった。次戦は昨年も勝った日本女子オープンなので今の流れはすごくいい。いい状態で迎えられると思うので楽しみ。

 ▼野村敏京の話 17番のダブルボギーはティーショットを左のハザードに入れてしまった。もったいなかったけどミスは必ずあるので仕方ない。今年はパットがうまくなったと思う。ゴルフ全体も落ち着いているので、このあとのアジアでの試合で賞金ランキング20位以内を目指したい。(共同)

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2014年9月22日のニュース