藍 今季初トップ10見えた「流れの良い一日」12位浮上

[ 2014年9月22日 05:30 ]

ヨコハマタイヤ・クラシック第3ラウンド、3番でティーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー ヨコハマタイヤ・クラシック第3日

(9月20日 米アラバマ州プラットビル RTJトレール・キャピトルヒル=6607ヤード、パー72)
 16位から出た宮里藍(29=サントリー)は4バーディー、2ボギーの70をマークし、通算6アンダー、210で12位につけた。10位から出た上原彩子(30=モスフードサービス)も70で回り、通算7アンダーの7位に浮上した。宮里美香(24=NTTぷらら)は通算4アンダーの20位、野村敏京(21=フリー)も通算2アンダーの33位。70のポーラ・レト(24=南アフリカ)と67のM・J・ハー(24=韓国)が通算15アンダーで首位に並んだ。

 宮里は「流れの良い一日だった。パットのフィーリングもいいし、ラインの読みも良かった」と好調を維持して順位を上げた。1番でカラーから5メートルをパターで沈めてバーディー発進。前半はショットがさえ、8番パー5では10メートルに2オンしてバーディー、9番も下りの4メートルを沈めて連続バーディーとした。「ピン位置が難しかった」という後半は伸ばせなかったものの、安定したプレーに満足そう。この日は同じ沖縄出身の上原と同組で会話も弾み「3、4年ぶりに一緒に回った。あやこちん(上原)とのプレーは楽しかった」と振り返った。

 今季の米ツアーでは7月のマラソン・クラシックの12位が最高。賞金シード確保を目指す中、待望のトップ10入りも視界に捉え、「いい位置なのでもう一日頑張る」と気を引き締めた。

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2014年9月22日のニュース