瀬戸 ライバルに続いた、200バタ今季世界最高V「合格点」

[ 2014年9月22日 05:30 ]

アジア大会男子200メートルバタフライ決勝 1分54秒08で優勝し、2位の平井健太(右)と握手する瀬戸大也

仁川アジア大会第3日

(9月21日)
 ライバルの萩野に続けとばかりに、200メートルバタフライでは瀬戸が今季世界最高タイムで優勝した。「前半を積極的に気持ちよく入れた」と100メートルを54秒28で折り返すと、2位の平井健太をぐんぐんと引き離し、自己ベストも大幅に更新する1分54秒08でタッチ。今季世界最高記録をマークし「合格点」とはにかんだ。

 自分のレースの前に萩野が200メートル自由形で優勝したのを見て「今までで一番鳥肌が立った。自分もパワーをもらった」と感じていたが、瀬戸のタイムを聞いた萩野も「鳥肌立ちますね」と目を丸くして驚いていた。「バタフライはまだ本格的に始めて少ししかたってないけど、五輪の金を目標に頑張りたい」と先を見据えた。韓国入りする前にはドラゴンボールの孫悟空役で知られる声優の野沢雅子と対面。「元気玉をもらって完璧です!」。宣言通りに、最高のスタートを切った。

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2014年9月22日のニュース