女子バレー ワールドグランプリやっと初勝利 真鍋監督はホッ 

[ 2014年8月11日 05:30 ]

 バレーボール女子のワールドグランプリは10日に香港で行われ、世界ランキング3位の日本は12位のタイに3―1で勝ち、1次リーグ初白星を挙げた。1勝5敗で勝ち点を5とし、タイは勝ち点2。日本は第1セットで木村主将(東レ)らのブロックが効果的に決まり、25―18で奪うと第2セットも石井(久光製薬)のスパイクなどで25―15。第3セットは19―25で落としたが、第4セットは25―20で制した。

 格下相手とはいえ1次リーグ初勝利で連敗を5で止めた真鍋監督は「6戦目にしてやっと勝てたのは大きい」と息をついた。今大会初先発した19歳のセッター宮下(岡山シーガルズ)が日本の攻撃を支え、起用に応えた。相手スパイクをブロックで封じ、第1、2セットを連取。2―1の第4セットは攻撃を修正し、新鍋(久光製薬)のスパイクなどで振り切った。木村、長岡(同)らアタッカー陣の力を引き出した宮下は「みんなで1点を取りにいった。最後までいい集中力でできた」と語った。

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2014年8月11日のニュース