鶴竜 29歳の誓い「優勝しかない」 アギーレJにも期待

[ 2014年8月11日 05:30 ]

報道陣から贈られた誕生日ケーキと似顔絵を手にする鶴竜

 大相撲の夏巡業が10日に山形県長井市の置賜生涯学習プラザ体育館で行われ、29歳の誕生日を迎えた鶴竜(井筒部屋)があらためて横綱昇進後の初優勝を誓った。

 朝稽古で相撲を取らなかった鶴竜だが、土俵脇でゴムチューブを使って調整。その後、支度部屋で報道陣からケーキを贈られると「モンゴルでは男は30歳からと言いますから、まだ子供。若手の気持ちで頑張ります」と話し、今後の目標は「優勝しかないです」と宣言した。

 横綱昇進後の過去2場所は9勝、11勝と低調な成績に終わっただけに「横綱としてはまだ“初日”です」と本場所の15日間と自らの横綱人生を重ね合わせて表現した。角界きってのサッカー通でもある鶴竜。11日に来日する日本代表のアギーレ新監督には「メキシコみたいなサッカーをしてくれれば日本は変わってくると思う」と期待していた。

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2014年8月11日のニュース