マキロイ　全英王者の底力！「このスコアは満足」

４番でパットを決めガッツポーズするマキロイ

ＵＳＰＧＡツアー　全米プロ選手権第３日

（8月9日 米ケンタッキー州ルイビル　バルハラＧＣ＝７４５８ヤード、パー７１）
　終盤４ホールで３つ伸ばして首位を維持したマキロイは「最高のプレーじゃなかったが、このスコアは大満足だ」と納得顔。前半は思うように伸ばせず一時は４人が首位に並んだが、全英オープン、ブリヂストン招待と２連勝中の男の底力はさすがだった。

　１５番で６メートルのバーディーパットを沈め、１Ｗで３３７ヤードを飛ばした１６番は２打目をピン５０センチにぴたり。１８番ではバンカーショットを巧みに寄せた。２メートルを沈めてバーディーで締めた２５歳のスターはガッツポーズで観衆を沸かせた。

　７月の全英オープンは独走から逃げ切って完全優勝。今回は５打差に１２人がひしめく混戦だが、「全く違う戦いになる。最終日にスコアを伸ばした人が勝つ。出だしからバーディーを狙っていく」と闘志を燃やしていた。