柔道世界選手権の壮行式 松本「金メダルを目指して頑張る」

[ 2014年8月11日 19:43 ]

世界選手権の日本代表壮行式で意気込みを語る松本薫

 柔道の世界選手権(25~31日・チェリャビンスク=ロシア)の日本代表壮行式が11日、東京都文京区の講道館で行われ、2011年大会以来の出場となるロンドン五輪女子57キロ級金メダリスト、松本薫(フォーリーフジャパン)は「久々の世界大会。金メダルを目指して頑張る」と誓った。

 女子は昨年の大会で22年ぶりの個人金メダルゼロと惨敗。南條充寿監督は復権に向け「失うものはない。ただ前進あるのみ」と力強く宣言した。

 男子では井上康生監督が「選手は全日本の誇り、意地、自覚を持ち、全身全霊で闘ってくれる」と期待し、2連覇を狙う60キロ級の高藤直寿(東海大)は「昨年よりも強い自分を見せて優勝する」と強気に言い切った。

 壮行式には団体戦出場者を含む男女計21選手が出席。全日本柔道連盟の宗岡正二会長は「礼に始まり礼に終わる。日本柔道の精神を世界の選手に見せてほしい」とエールを送った。

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2014年8月11日のニュース