日本、初戦でトルコに完敗 バレー女子ワールドGP

[ 2014年8月2日 08:33 ]

 バレーボール女子の国際大会、ワールドグランプリは1日、世界ランキング上位による1次リーグのアンカラ大会が開幕し、ロンドン五輪銅メダルで同3位の日本は初戦で同11位の地元トルコに0―3で完敗した。

 ミスが目立った日本は主将の木村(東レ)も精彩を欠き、第1セットを27―29で競り負けた。その後は長岡や石井(ともに久光製薬)が点を重ねたが第2セットは19―25、第3セットは21―25で連取された。センターを2人からゼロに減らし、アタッカーを3人から5人に増やす新戦術も実らなかった。日本は2日にロシア、3日に米国と対戦する。もう1試合は同6位のロシアが同2位の米国に3―1で快勝した。

 大会は世界各地で28チームが参加して1次リーグを戦う。20日からの決勝リーグ(東京)には開催国日本を含む6チームが進む。

 ▼真鍋政義・日本監督の話 セッターとアタッカーのコンビが合っていなかった。特にアタックでの失点が非常に多い。それに尽きる。やはり背の低い日本がこれだけミスをすると勝てない。

 ▼木村沙織の話 練習の成果を全然出せなかった。サーブで崩して攻める自分たちの展開に持ち込めず、点を取れる選手が限られた。全員でバランスよく点を取るバレーができなかった。

 ▼中道瞳の話 アタッカーがしっかり打てた場面が少なかった。トルコに来てちょっとコンビが合わない感じがあった。修正し切れなかった。第1セットを取れていたら流れが変わった。

 ▼長岡望悠の話 点数は取れていたが、ミスもあった。ブロックで機能できず、すごく悔しい。新戦術は少しずつ形になっているが、ここぞという場面でもろさが出た。(共同)

続きを表示

2014年8月2日のニュース