日本選手最年少Vへ 17歳小木曽決勝進出

[ 2014年7月12日 05:30 ]

 ゴルフの日本アマチュア選手権第4日は11日、宮城県利府GC(7076ヤード、パー72)でマッチプレー(18ホール)による準々決勝と準決勝が行われ、福井工大福井高3年の17歳、小木曽喬(富士C可児)と東北福祉大1年の19歳、比嘉一貴(パブリック協会)が決勝に進んだ。17歳115日で決勝を迎える小木曽が優勝すれば、04年に17歳92日で勝った李東桓(韓国)に次ぐ史上2番目に若い王者となる。12年大会準優勝の比嘉は2年ぶりの決勝進出で初優勝を狙う。

 小木曽が高校生らしからぬ冷静なプレーで勝ち上がった。準々決勝で大阪学院大の長谷川のミスにつけ込み3アンド2、準決勝は東北福祉大主将の古田に1アップで競り勝った。「状況判断がうまくできた。2試合ともノーボギー。少ないチャンスをものにした」と思い通りの展開だった。あと1勝で、73年に18歳9カ月で大会を制した中嶋常幸を抜き日本選手最年少Vとなる。「比嘉さんは東北福祉大だし完全にアウェー状態になる。でもその方がやってやるぞと思う」と意気盛んだった。

続きを表示

2014年7月12日のニュース