山本先生、未成年部員に飲酒 日体大部長を辞任

[ 2014年7月12日 11:06 ]

 2004年アテネ五輪アーチェリー男子個人銀メダリストの山本博氏(51)が5月、部長を務めていた日本体育大アーチェリー部の未成年部員に飲酒させていたことが12日、同大関係者への取材で分かった。山本氏は部長を辞任した。

 日体大広報課によると、山本氏は「成績が良かったことがうれしく、心が大きくなってしまった。未成年に飲酒させてはならないのは当然で、大変重く受け止め反省している」と話しているという。

 山本氏は静岡県掛川市での世界学生選手権代表選考会開催中の5月8日、同市内のレストランで未成年部員2人にワインを勧めた。6月23日に部活動を所管する「学友会」に辞任を申し出て、7月1日に受理された。

 山本氏は1984年ロサンゼルス五輪で銅メダルを獲得し、41歳で出場したアテネ五輪の活躍で「中年の星」と脚光を浴びた。ことし4月には東京都体育協会の会長に就任した。

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