春日山親方 先代との訴訟和解案に大きい隔たり

[ 2014年7月12日 05:30 ]

 大相撲の春日山親方(元幕内・浜錦)に対し、先代親方の岩永祥紀氏(元幕内・春日富士)が相撲部屋として貸している建物の賃料支払いなどを求めた訴訟の弁論準備が横浜地裁川崎支部で行われ、双方の和解案は隔たりが大きく、和解は厳しい見通しとなった。

 代理人弁護士によると、岩永氏側は賃貸契約を続けるか立ち退くかにかかわらず、未払い分の賃料支払いを提示した。春日山親方は、別の訴訟で日本相撲協会を退職後も、岩永氏が年寄名跡の証書を不当に所有しているとして係争中で、証書引き渡しが和解の第1条件とした。

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2014年7月12日のニュース