稀勢 日馬に圧勝も「星数は気にすることじゃない」

[ 2014年7月7日 18:00 ]

 大関稀勢の里が7日、愛知県長久手市の田子ノ浦部屋で、出稽古に来た横綱日馬富士と15番取って10勝5敗と好調だった。最初から11番で10勝と圧倒。強く当たって一気に土俵外へ持っていくなど内容も濃かった。

 稀勢の里は「星数は気にすることじゃない。しっかり強く当たることを考えた」と納得顔。初日まで1週間を切り、「手応えは一日一日ある。でもまだ完成じゃない。少しでもいい状態に持っていきたい」と話した。

 日馬富士は最後に4連勝したが、立ち合いが軽く、首をひねる姿が続いた。8日も再び出向く予定で「汗を流してさっぱりした。大関に申し訳なかった。明日は頑張る」と気持ちを切り替えた。

続きを表示

2014年7月7日のニュース