ジョコビッチ3年ぶり優勝 7度目の四大大会制覇

[ 2014年7月7日 03:31 ]

 テニスの四大大会第3戦、第128回ウィンブルドン選手権最終日は6日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)を6―7、6―4、7―6、5―7、6―4で下し、3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 四大大会制覇は2013年の全豪オープン以来7度目。優勝賞金は176万ポンド(約3億800万円)。

 27歳のジョコビッチは第1セットを落としたものの、深いショットで第2、第3セットを連取した。32歳のフェデラーのネットプレーに苦しめられて追い付かれたが、最終の第5セットは第10ゲームをブレークして、4時間近い熱戦に決着をつけた。フェデラーは男子歴代単独最多の8度目の優勝に届かなかった。

 ▼ノバク・ジョコビッチの話 今まで経験した四大大会の決勝の中で最も質の高い試合だった。お互いに相手にチャンスを与えず、多くのミスを犯さなかった。精神的な強さが勝利に結びついた。

 ▼ロジャー・フェデラーの話 いい試合だったが、自分のベストのテニスができたとは思わない。攻撃的なテニスでうまくいった部分もあったが、勝てなくて本当に残念だ。ジョコビッチは勝利に値するが、本当にわずかな差だった。(共同)

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2014年7月7日のニュース