川内 ゴールドコースト・マラソンで転倒も3位に

[ 2014年7月7日 05:30 ]

転倒しても3位に入った公務員ランナーの川内優輝

 公務員ランナーは転倒にも諦めない。今秋の仁川アジア大会(韓国・仁川)の男子マラソン代表・川内優輝(27=埼玉県庁)が6日、オーストラリアのゴールドコーストで行われたゴールドコースト・マラソンに出場し、2時間11分27秒で3位。

 昨年に続く連覇には届かなかった原因の一つがレース中の転倒で、「一瞬全てが終わったと思ったが、ネバーギブアップと言い聞かせて走りました。転ばなければもう少しいいタイムが残せた」と振り返った。日本陸連のナショナルチーム(NT)入りしている川内は、レース前に「非ナショナルの選手に負けられない。ボコボコにされたらなんのためのナショナルだって話になる」と気合。言葉通り、NT入りしていないロンドン五輪代表の藤原新(32=ミキハウス)には完勝(藤原は2時間25分11秒で15位)した。

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2014年7月7日のニュース