1Wが曲がっても勝てる “遼向きコース”

[ 2014年7月7日 05:30 ]

プレーオフ3ホール目、第3打をピンに寄せる石川

男子ゴルフツアー 長嶋茂雄招待セガサミー・カップ最終日

(7月6日 北海道千歳市 ザ・ノースカントリーゴルフクラブ=7050ヤード、パー71)
 得意のコースで石川が優勝を勝ち取った。フェアウエーキープこそ4日間の平均44.64%で69人中67位と低迷したが、そのほかの部門は好数字を示した。

 平均パットは1.755で14位。パーキープ率(パーかそれより良いスコアを獲得する率)は90.28%で4位。パーオン率は68.6%で10位。ドライビングディスタンスは297.88ヤードで14位と穴がなかった。さらに、今大会は2位が1回、3位が2回と好相性のコースでもある。

 林はあっても木が少なく広々としており、ティーショットでフェアウエーを外してもグリーンを狙える箇所が多い。1Wが曲がっても勝てる“石川向き”のゴルフ場でもある。もちろん、プレーオフ1ホール目は1メートル強、2ホール目は2メートル、3ホール目では2.5メートルのパットを決めたように「しびれるパット」をきっちり沈めたのも勝因だ。

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2014年7月7日のニュース