錦織 3年連続でウィンブルドン初戦突破!シードの貫禄見せる

[ 2014年6月24日 19:18 ]

3年連続でウィンブルドン初戦を突破した錦織 (AP)

ウィンブルドン選手権第2日

(6月24日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドン選手権第2日は24日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブでシングルス1回戦が行われ、男子の第10シードで世界ランキング12位の錦織圭(24=日清食品)が世界73位のケニー・デシャプール(フランス)に6―4、7―6、7―5のストレート勝ちで今大会3年連続で初戦を突破した。
 
 試合は錦織が2メートル3の長身から繰り出すデシャプールの200キロを超えるビックサーブに苦しみ、自身もブレイクポイントを与えないという一進一退の展開。左股関節と左ふくらはぎの故障の影響もあってか、第1セットのファーストサービス成功率が50%とやや精度を欠いていた。そんな中、第2セットを粘ってタイブレークでものにすると、続く第3セットもものにしてデシャプールに格の違いを見せつけた。

 ウィンブルドンは四大大会で唯一、16強入りしたことがない錦織だが、1995年の松岡修造以来の8強入りも視野に好発進した。

 ▼錦織圭の話 少ないチャンスを取れたのが大きかった。相手のサーブが落ちず、なかなかブレークできずに苦労した。やりにくい相手だった。気持ちを落とさず、集中を切らさないように最後まで戦った。

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