代表に松本、高谷兄弟ら レスリングのア大会など

[ 2014年6月24日 17:58 ]

 日本レスリング協会は24日、9月に行われる仁川アジア大会と世界選手権(タシケント)の男子代表を発表し、アジア大会はグレコローマンスタイルでロンドン五輪銅メダリストの松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)が66キロ級、2連覇を狙う長谷川恒平(青学大職)が59キロ級で選ばれた。

 世界選手権では昨年7位のフリースタイル74キロ級、高谷惣亮(ALSOK)と弟の65キロ級、大地(拓大)が兄弟で代表入りした。この日は東京都内で男子代表を中心とする合宿が公開された。

 アジア大会は世界選手権の約2週間後。両方に出る選手はつくらず、栄和人強化委員長は「2020年東京五輪に向け、若手に経験を積ませないといけない」と語った。アジア大会は男女計20階級が行われるが日本の出場枠は18のため、フリー97キロ級とグレコ130キロ級は派遣しない。

 アジア大会で4階級、世界選手権で8階級が実施される女子の代表は既に発表されており、吉田沙保里(ALSOK)や登坂絵莉(至学館大)は両大会に、伊調馨(ALSOK)は世界選手権に出場する。

 レスリングの仁川アジア大会と世界選手権の日本男子代表は次の通り。
 【アジア大会】
 グレコローマンスタイル 59キロ級 長谷川▽66キロ級 松本▽71キロ級 藤村義(自衛隊)▽75キロ級 金久保武大(ALSOK)▽80キロ級 鶴巻宰(自衛隊)▽85キロ級 岡太一(自衛隊)▽98キロ級 斎川哲克(栃木・足利工高教)
 フリースタイル 57キロ級 森下史崇(ぼてぢゅう&ボムス)▽61キロ級 高塚紀行(自衛隊)▽65キロ級 石田智嗣(警視庁)▽70キロ級 小島豪臣(神奈川・中原養護学校教)▽74キロ級 嶋田大育(国士舘大)▽86キロ級 松本真也(警視庁)▽125キロ級 荒木田進謙(警視庁)
 【世界選手権】
 グレコローマンスタイル 59キロ級 倉本一真(自衛隊)▽66キロ級 音泉秀幸(ALSOK)▽71キロ級 江藤紀友(自衛隊)▽75キロ級 清水博之(自衛隊)▽80キロ級 角雅人(自衛隊)▽85キロ級 天野雅之(中大職)▽98キロ級 大坂昂(三菱電機)▽130キロ級 園田新(拓大)
 フリースタイル 57キロ級 高橋侑希(山梨学院大)▽61キロ級 鴨居正和(山梨学院大)▽65キロ級 高谷大▽70キロ級 保坂健(早大)▽74キロ級 高谷惣▽86キロ級 松本篤史(ALSOK)▽97キロ級 鈴木聖二(岐阜工高職)▽125キロ級 岡倫之(ブシロード)

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