奈良くるみ 四大大会で4大会連続の初戦突破

[ 2014年6月24日 00:27 ]

女子シングルス1回戦 アンナレナ・フリードサムと対戦する奈良くるみ

 テニスの四大大会第3戦、第128回ウィンブルドン選手権は23日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開幕し、4年ぶり2度目の出場となった奈良くるみ(安藤証券)は女子シングルス1回戦でアンナレナ・フリードサム(ドイツ)に6―4、6―4で勝った。

 22歳の奈良は勝利が決まると、満面の笑みで右拳を握った。持ち前の「頭と足を使ったテニス」でコートを駆け回り、四大大会では昨年の全米、ことしの全豪、全仏に続いて4大会連続で初戦を突破した。

 今大会の前哨戦で「自分のテニスを崩しかけた」と言うが、粘って攻めに転じるスタイルを取り戻した。フリードサムとはツアー初優勝した2月のリオ・オープンで対戦し、ストレート勝ちした。この日も力強いサーブを武器にする相手に「芝でも戦えることを示したい」と鋭いリターンで切り返し、快勝した。

 ▼奈良くるみの話 すごくうれしい。またここに戻ってこられた。相手のサーブが読めていたのでリターンゲームが有利に進められた。いつも通り、足を使って相手を揺さぶるプレーができた。(共同)

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2014年6月24日のニュース