日本 サモア戦に勝利 ジョーンズHC「まあまあ」大野 代表最多82キャップ

[ 2014年5月30日 21:32 ]

 ラグビーの2015年ワールドカップ(W杯)イングランド大会出場を決めた世界ランキング13位の日本代表は30日、東京・秩父宮ラグビー場でテストマッチを行い、33―14で同8位のサモア代表に勝った。

 先発した36歳のロック大野(東芝)はテストマッチ82試合目で、日本代表の通算獲得キャップ数で小野沢(キヤノン)を抜いて歴代単独最多となった。

 日本は序盤に先制トライを許したが、前半11分にWTB藤田(早大)のトライなどで追い付き、同15分にFB五郎丸(ヤマハ発動機)のPGで勝ち越した。その後も若手主体で主力を欠く相手を運動量で上回り、着実に加点した。

 日本協会によると、サモアとの過去10試合の対戦成績は1勝9敗で、10年6月19日以来4試合ぶりの勝利となった。W杯ではともに1次リーグB組で戦う。

 ▼ジョーンズ日本代表ヘッドコーチの話 まあまあ。この試合で5、6トライを逃した。そこは残念。(松島は)非常に印象的で、いいプレーをしていた。大野はこれからまだ成長するし、日本人初の100キャップを取ってほしい。

続きを表示

2014年5月30日のニュース