小島孝治氏葬儀に300人 教え子メダリスト弔辞「見守って」

[ 2014年5月30日 05:30 ]

しめやかに営まれた小島孝治氏の葬儀・告別式。中央は弔辞を述べた井戸川(旧姓谷田)絹子さん

 バレーボールの日本女子代表監督として1972年ミュンヘン五輪で銀メダルを獲得し、27日に肺炎のため83歳で死去した小島孝治氏の葬儀・告別式が大阪市東住吉区の仏光殿臨南寺会館で営まれ、約300人が故人をしのんだ。

 棺のそばには、小島氏が同五輪で着用した日本選手団のブレザーが飾られた。大阪・四天王寺高、ニチボー貝塚(後のユニチカ)で指導を受け、優勝した64年東京五輪でアタッカーだった井戸川(旧姓谷田)絹子さん(74)が故人にゆかりのある五輪メダリスト7人とともに遺影の前に立ち、弔辞で「苦しい練習だったが、楽しかった。いつまでも教え子を見守ってください」と悼んだ。

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2014年5月30日のニュース