加藤、長島とも現役続行 スケート日本電産

[ 2014年5月30日 16:22 ]

 スピードスケートの強豪、日本電産サンキョーが30日、長野県下諏訪町の同社で来季の体制と強化方針を発表し、ソチ冬季五輪で男子500メートル5位の加藤条治、6位の長島圭一郎はともに現役続行を表明した。29歳の加藤は大会出場にこだわらず体づくりを優先する。

 同五輪代表だった男子のウィリアムソン師円、女子の高木菜那ら中長距離の3選手は6月からオランダに拠点を移し、シーズンを通して現地のチームと練習する。

 ヨガ、ピラティスなどに取り組んでいるという加藤は「運動音痴なので、正しい動きを身につけたい。体の弱点も浮き彫りになってくると思う」と語った。32歳の長島は永守重信会長の慰留もあって現役続行を決意。「求められれば持っているものを伝えていきたい。今まで言わなかったことも惜しみなく伝えたい」と後輩の指導にも意欲を見せた。

続きを表示

2014年5月30日のニュース