松山 バーディー締め70 “帝王”手掛けた難コースで奮闘

[ 2014年5月30日 05:30 ]

初日を70で終えた松山。11番グリーンへ寄せのショット(AP)

USPGAツアーメモリアル・トーナメント第1日

(5月29日 米オハイオ州ダブリン ミュアフィールド・ビレッジGC=7392ヤード、パー72)
 開幕し、日本勢では松山英樹(22=LEXUS)と石川遼(22=CASIO)が出場した。午前に出た松山は4バーディー、2ボギーの2アンダー、70で回り、まずまずのスタートを切った。

 “帝王”ジャック・ニクラウスが手掛け、15ホールで池が絡む難コース。まずは松山が上々のプレーを見せた。アウトで2つ伸ばした後、11番パー5で2打目がグリーン手前の池につかまりボギー。13番パー4は第1打を左のラフに入れいると再びボギーを叩き貯金を吐き出した。しかし、529ヤードの15番パー5で2オンに成功してバーディーを奪い返し、最終18番もバーディーで締めくくった。

 前週のクラウンプラザ招待では首位で出た最終日に伸ばせず3打差の10位に終わった。開幕前日はその要因となったパットの練習を繰り返した。米ツアー初優勝を逃した悔しさも吹っ切れ「今まで通り普通に(プレーする)」と気持ちを新たにしていた。

 コースは昨年10月のプレジデンツ・カップと同じ舞台。世界選抜代表として戦った場所で奮闘した。

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