王氏、被災3県知事ら候補 東京五輪組織委の顧問会議

[ 2014年5月27日 12:49 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会で、理事会に助言する「顧問会議」のメンバーとしてプロ野球の王貞治氏や、岩手の達増拓也、宮城の村井嘉浩、福島の佐藤雄平の東日本大震災の被災3県の各知事らが候補に挙がっていることが27日、関係者の話で分かった。

 議長には、安倍晋三首相が就任する意向を既に示している。

 このほか、財界からは日本体協会長を務めるトヨタ自動車の張富士夫名誉会長や、6月に経団連会長に就く東レの榊原定征会長らが候補者として名を連ねた。石原慎太郎元東京都知事や、能楽師の野村萬氏もメンバーに入る見通し。

 国を挙げて大会に備える体制を築くため、各界の代表者で構成する顧問会議のメンバーは約130人規模となる見通し。6月の理事会で陣容を決め、秋ごろに初会合を開く。一部の候補者はまだ就任を了承しておらず、引き続き調整する。

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2014年5月27日のニュース