スーパーラグビー参加表明へ 19年W杯強化目的、代表主体

[ 2014年5月27日 05:30 ]

 日本ラグビー協会は都内で理事会を開き、16年シーズンに現在の15チームから18チームに拡張する世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」に日本代表を主体とするチームを編成して参加表明することを決めた。

 19年W杯日本大会に向けた強化が最大の目的で、矢部達三専務理事は「ティア1(世界10強国)とのテストマッチをなかなか組めない中で、レベルの高い試合をやれるSR参加は大きなチャンス」と話した。今後は収益性や国内日程を勘案し、正式参戦が決まれば8月中旬に申請書を提出する。シンガポールなども参加表明しており、9月初旬の決定に向けて最大のライバルとなりそうだ。

 ◆新コーチ就任 日本ラグビー協会は15人制男子日本代表の新FWコーチに、イングランド出身のスティーブ・ボーズウィック氏(34)が6月1日付で就任すると発表した。スコット・ワイズマンテル・テクニカルアドバイザー(43)は家庭の事情により退任する。

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