室田 日本人初連覇逃すも「ベスト尽くした」満足9位

[ 2014年5月27日 05:30 ]

最終ラウンド、1番でショットを放つ室田淳。通算5アンダーの9位に終わった

米シニアツアー第75回全米プロシニア選手権最終日

(5月25日 米ミシガン州ベントンハーバー・ハーバーショアーズGC=6852ヤード、パー71)
 首位と2打差の3位から出た室田淳(58=サメジマコーポレーション)は3バーディー、3ボギーの71と伸び悩み、通算5アンダーの279で9位に終わった。昨年優勝の井戸木鴻樹(52=小野東洋GC)は71で回り、通算3オーバーで33位だった。65をマークしたコリン・モンゴメリー(50=英国)が通算13アンダーで優勝した。

 昨年の井戸木に続く日本人連覇の快挙を逃したが、室田は「ティーショットもパットも思うように決められなかったから仕方ない。ベストを尽くしたから満足」とサバサバしていた。パットが本調子に戻らず、1番でボギーが先行するなど難解なスネークラインが多いグリーンに手を焼いた。

 この日は計30パットで「このグリーンじゃ読み切れないし、読めていても打てない」と苦笑いした。今後のメジャーは7月の全米シニアオープンと全英シニアオープンに出場予定。今回の悔しさを晴らす覚悟だ。

 ▼33位・井戸木鴻樹 とにかくホッとしている。いい4日間だった。(前年度覇者。次週も米シニアツアーに出場予定)

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2014年5月27日のニュース