みなみ 痛恨ダボ2回で2位終戦「これが精いっぱい」

[ 2014年5月22日 05:30 ]

<第44回九州女子選手権競技・最終日>10番ホール、ティーショットを放つ、勝みなみ

第44回九州女子アマゴルフ最終日

(5月21日 熊本県玉名市・玉名カントリークラブ=6399ヤード、パー72)
 首位と1打差の2位から出た勝みなみ(15=鹿児島高1年)は4バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの75と崩れ、通算2オーバー、146で2位となり、12年大会以来2年ぶり2度目の優勝はならなかった。勝と同学年の田中瑞希(15=熊本国府高1年)が71と伸ばし、通算3アンダーで優勝を飾った。

 猛チャージを見せることはできなかった。勝は「結果は悔しいが、今の実力ではこれが精いっぱい」と話した。1Wショットのインパクトが安定せず、1番でいきなり大きく右に曲げてOB。出だしからダブルボギーでつまずくと、その後もダブルボギーを叩くなど最後まで波に乗れなかった。勝は「今年に入って体重が減った」と話しており、今後は体の変化に合わせて1Wのスペック変更も視野に入れている。

 次戦は28日開幕の韓国、台湾との対抗戦、ネイバーズ・トロフィー(台湾)。日本代表としての試合は、アジア、太平洋地区の13チームが参戦した4月のクイーンシリキット・カップ(マレーシア)以来、2度目とあって「日の丸を背負うプレッシャーはあるが、それに負けないように頑張りたい」と切り替えた。九州のタイトルを逃した悔しさは世界の舞台で晴らす。

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