真央 休養表明後初のショーはVIP待遇 6・1カザフ

[ 2014年5月22日 05:30 ]

カザフスタンでのアイスショーに出演する浅田真央

 フィギュアスケート女子の浅田真央(23=中京大)が5月29、30、6月1日にカザフスタンでアイスショーに出演する。19日の会見で来季(14~15年シーズン)の休養を表明してから初のショーになるが、初めて訪れるカザフスタンでVIP待遇を受けることが21日、分かった。

 同ショーの主催は、ソチ五輪でカザフスタン初の表彰台となる銅メダルを獲得したデニス・テン(20)だ。テンは同国では英雄扱いで、招待されたスケーターには最高のホスピタリティーが約束されている。現地の空港職員には出演スケーター名が周知徹底され、スムーズな出入国が可能。ショーの合間には風光明媚(び)な街を巡る観光ツアーも組まれ、関係者は「真央も凄く楽しみにしている」と明かした。

 19日の会見で浅田は「心と体が疲れているので、1回休もうと思った」と休養を決めた理由を説明していた。同ショーには浅田と同様に来季は休養する高橋大輔(28=関大大学院)や、カロリーナ・コストナー(27=イタリア)らも出演。気心の知れたメンバーとリンク内外で時間を過ごし、心身の疲れを洗い流す。

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2014年5月22日のニュース