錦織 全仏会場で初練習、回復途上も「いい結果出したい」

[ 2014年5月22日 22:27 ]

 テニスの四大大会第2戦、全仏オープン(25日開幕)に出場する日本男子のエース錦織圭(日清食品)が22日、会場となるパリのローランギャロスで初練習し、1時間ほど赤土のコートで力強いショットを打ち込んで汗を流した。米国から同日移動した疲れも見せず「今季はクレーコートで調子が良いので、いい結果を出したい」と意欲を語った。

 11日のマドリード・オープン決勝で途中棄権の要因となった腰痛や股関節の状態はまだ回復段階にあるようで、練習は軽めのフットワークにとどめたが、ストロークは本来の鋭さが完全に戻った。指導を受けるマイケル・チャン氏(米国)らを相手にフォアとバックの強打を左右に打ち分け、サーブやネットプレーの感触も入念に確かめた。

 23日に組み合わせ抽選が行われる。(共同)

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2014年5月22日のニュース