藍 34位浮上 「悪い癖」修正し好ショット連発

[ 2014年5月19日 05:30 ]

第3ラウンド、11番でラインを読む宮里藍

USLPGAツアー キングズミル選手権第3日

(5月17日 米バージニア州ウィリアムズバーグ キングズミル・リゾート=6340ヤード、パー71)
 第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、第2ラウンドを41位で終えた宮里藍(28=サントリー)は4バーディー、3ボギーの70で回り、通算1アンダーの212で34位に浮上した。第2ラウンド65位で予選を通過した有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)は69で回り、通算イーブンパーの41位。65のリゼット・サラス(24=米国)が通算13アンダーで首位。通算3オーバーの野村敏京(21=フリー)は予選落ちした。

 修正力が光った。早朝から第2ラウンドの残り5ホールをプレーした宮里は、ホールアウト後に練習場へ直行し、前日から左右にぶれていた1Wのショットを調整した。「切り返しのあとグリップに力が入っていた。悪い癖の一つ」と見極め、第3ラウンドはショットのさえを取り戻した。

 インからスタートすると、13番から全て1・5メートル以内につけて3連続バーディーを奪った。後半は短いパットを2度外したこともあって、スコアを伸ばしきれなかったが「ショットの調整もうまくいって、いいラウンドだった。最終日も欲張らずに頑張りたい」と前向きに話した。

 ▼41位・有村智恵 ようやく試合をしている感覚。最終日は1打でも少なく、できるだけ上に行きたい。(予選落ちのある今季の米ツアーで初めて予選通過)

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