川内「自信になった」63分台…お手製帽子で暑さ克服

[ 2014年5月19日 05:30 ]

川内は暑さ対策の特製キャップをかぶってハーフマラソンを1時間3分台で走り、満面の笑みを見せた

 高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンは岐阜長良川競技場発着で行われ、男子は今秋の仁川アジア大会マラソン代表で公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)が1時間3分48秒で日本人2番手の11位に入った。

 「63分台が一つの課題。暑い中で有言実行ができたのは大きな自信になります」と苦手の高気温レースを克服した。気温が20度を超えるとあって今季初めて帽子をかぶった。「特注品を自分で加工した」という超軽量の逸品。サイズを調整できる部分などを自らはさみで取り除いたものだ。

 2週連続で1時間3分台をマーク。2週間前にはフルマラソンで2時間10分切りを果たし“勝負の3週間”は全て成果を残し「最近は有言不実行ばかりで、川内は“口ばっかりの嘘(うそ)つき”とネットで出回っていたので、何とか有言実行ができてよかった」と笑顔だった。男子はビダン・カロキ(DeNA)が1時間0分2秒で優勝した。

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