遠藤 精力的に稽古「あれがあったから強くなったといえるように」

[ 2014年4月19日 16:48 ]

 大相撲の春巡業は19日、千葉県館山市で行われ、午前中の稽古でホープの平幕遠藤が25番と精力的に汗を流した。ぶつかり稽古は約8分間と長く、横綱日馬富士に胸を出してもらい「日がたって、あれがあったから強くなったといえるようにしていきたい」と力を込めた。

 日馬富士は「お客さんが喜ぶしね。頑張ってほしい。相撲は誰が努力しているかはっきり出る」とエールを送った。

 尾車巡業部長(元大関琴風)も「いつか必ず生きてくる」と期待。一方で、稽古で1番も取らなかった琴奨菊、稀勢の里の両大関には「けがもあるかもしれないけど、寂しいね。埋もれている」と奮起を促した。

 横綱白鵬は稽古に姿を現さず、午後の土俵入りと取組だけを行った。同部長によると体調不良で、本人は「(話すことは)ないよ」と報道陣を制した。

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