50歳ヒメネスは最年長V狙う、ベスト66 2差5位急浮上

[ 2014年4月14日 05:30 ]

USPGAツアー マスターズ第3日

(4月12日 米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 葉巻の似合う長髪の“ちょい悪おやじ”が若手に負けじと存在感を示した。スペイン出身の50歳、ミゲルアンヘル・ヒメネスは7バーディー、1ボギーでこの日ベストとなる66をマーク。通算3アンダーで首位と2打差の5位に浮上し、「特にアイアンショットが良くて安定したプレーができた」と胸を張った。

 50歳ながら平均飛距離は驚異の292・5ヤードで全体17位だ。「50歳になったからといって、優勝争いができないわけじゃない。俺は体も軟らかいし、今が一番飛距離も出ているんだ」

 衰えを知らないベテランは、勝てば50歳3カ月8日。86年のジャック・ニクラウス(米国)の46歳2カ月23日を大幅に更新して、大会史上最年長優勝となる。残り18ホールの戦いを前に「勝ちたい。俺の目標は米欧対抗戦のライダーカップに出場すること」と意気込んだ。

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2014年4月14日のニュース